sweet as

社会人→留学生→コロナでロックダウン→帰国しました。

7..トリマー 学生時代3

2年になった私、

2年になったら、最後の試験、

学科、実技とも受かって初めて

ジャパンケネルクラブのB級ライセンス取得が出来ます。

 

実技で使う犬種はトイプードルで

カットはケネルと言われるオーソドックスなカットなのですが

それはC級(1年)でもテストしており、

その時はベーシックができておれば

OKという内容だったはず。

綺麗なシャンプー、ドライ、爪切りなどなどチェックされていました。

 

この時一言コメントを先生からみんな頂くのですが、

まぁギリギリ合格。厳しいでって言われた気がします。

先生もとっても厳しい先生でピリピリしました。

 

トイプードルのドライやシャンプーは

本当に奥が深く、

ちょっとでも乾かすのが遅かったら

クセが出てチリチリになるし

シャンプーが甘いとそこだけが

べとーっと目立つ。

 

先生から見たらすぐわかるし

誤魔化しようもありません。

 

先生とは偉大です。

 

2年に上がってからも

カットを練習するのですが、

あ、そうそう

ケネルカットっていうのは

 

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こういうイラストのように

体を正方形にイメージしてカットするもので、

 

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実際、画像検索して、

こんな綺麗なカットの子が出てきました。

 

こればっかりは、

体格や毛量にもよりけり。

と思うけど、プードルの

良い体系と言われるのは

正方形の体系なので

(人間でいうモデル体系の8頭身みたいな)

それに近づける!

というカット。

 

耳は目の延長線じゃないといけない

とか

尾の先端は耳の付け根のラインまで

とか様々に

決まりごとがあります。

 

バリカンも顔、足、尾、おなか、

に綺麗にあてて、

決まり通りに。。

 

確かに毎日毎日練習を重ねたいのですが、

 

1年の時に比べて

まぁ、、プードルが私にあたらないのです。笑

 

先生が毎日犬種を決めているのですが

ほんとに久々にプードルだ!

みたいな頻度になり、

 

私、上手くもなんともないのに、

なんか不安。

 

上手な子はどんどん上手くなる。

 

なぜか上手い子にやらせている先生。

 

普通、できない奴に練習させそうだけど…。

 

教えるのがめんどくさかったのか。

 

結局、ちょこっちょこっと

やりつつ、

 

試験前の二か月はほぼ1頭くらいしか 

やらず。

 

こわっ( ゚д゚) 

ノー勉みたいなww

 

周りも心配のレベル。

 

最近◯◯ちゃん←(わたしの名前)

プードルほんとやってないね。

って言われるレベルw

 

先生あからさまに、

気にかけてないよねって感じで

 

本番、見事に当たったのが

 

超 胴長短足 トイプードル

 

ど、どうやって切れば、

正方形になるの?!?!

 

っていう…

 

じつはこの、胴長短足ちゃん、

模擬試験の時に別の女の子が

やっていまして、

この子が本番で当たったら最悪だねー!

って話してた

 

まさにその犬

 

いや…無理。

 

普通に技術もないし、

 

普通のことやるのもやっとのレベルなのに

 

この子を仕上げるなんて、、

と思いつつ、

カットしたけど

 

まぁ審判の先生も見て、スーーッと通り過ぎてく感じだったような。

 

まぁ、苦い思い出w

 

 

そ、その前に!!

 

筆記試験というものがあったのです。

筆記試験も不合格者は次はないという話でした。

私は暗記暗記暗記。

犬のことはとにかく好きだし

覚えて満点近く取れた感覚💯

だったので勿論筆記でひっかかることは

なかったのですが、

 

な、なんと、

 

筆記試験に点数が足りなかったものたち、再試験を行う

という、衝撃の、緩さを知った。

 

え??なんなん?

頑張った人たちは報われないし

勉強してないやつ、は??

という感覚でした。

 

でも、

実技試験では

しばらく通知がなく、

 

その前に必死に就職活動をしていた私は

(就職率100パーセントを謳っているクセに、ほぼほぼバイト率という衝撃。

しかも上手い子にしか声をかけない先生)

 

自力で就職先を発見!!

 

先生に就職決まりましたぁ)^o^(

 

と事務所へ報告にいくと、

 

あ、、そうなん…^^;  みたいな

反応で、

 

あ、落ちたな。と。

 

で。結局就職決まった後に

 

落ちたから、あと3ヶ月残ってくれたら

資格あげる。

という謎条件を提示される。

 

その時、同時に落ちたクラスの子と

困惑。

 

だって、落ちたもんは落ちた。

でも春から就職なんですよ?!

 

なんて会社にいうの?!っていう。

 

意味不。

 

だってまともに教えてないクセに!!

って感じ。

 

正直、最初は断りました。

 

会社に正社員で決まってて

今更、雇用を伸ばすなんて無理だと。

 

そしたら、先生、必死で引き止めてきました。

じゃあ、B級ライセンスいらないの?!

とか、もっと上手くなるために〜とか

 

意味がわかりませんでした。

 

でも同じクラスの子は残ってライセンス取るって言ってて、

 

私の正社員雇用先もまだオープン前の準備中期間ということもあり、

週末はいつも通り通って、

待ってもらえるか検討してもらうことに。

 

そしたら、なんとか

待ってもらえることになったので

 

学校へ延長して通うことに。

 

ほんとに無駄!!何この時間は!!

って思ってました。

 

でも教えてくれる先生が別の先生だったんです。

ベテラン先生3人に日替わりで教えてもらうことになり、

なんだか新鮮な毎日。

 

今まで私は何を教わったのかという

くらい、新しい発見が多く、

 

先生も、できてるじゃん!!

なんで 延長して通ってるの?!

卒業できるように言ってあげるわ!

と言ってくれて、

 

友達と共に1か月で卒業。

 

私は学校、1日も休まず、

遅刻せず、頑張って行っていました。

 

そんな中、休んだり遅刻したりする子達だらけの中、

私の頑張りって報われなかったと思ってたけど

 

結局、最後にいい時間を過ごせたかなって思うようにしています。

 

しかし、2年の担任は

一体、何を考えてたのか

わかりません(´-`).。oO